2008-06-19(Thu)

再来受付の事前確認が終了

4月1日から、再来受付時に健康保険証を事前確認していた病院だが、7月1日から不要になる旨の案内がなされていた。医師の診療予定表を見ようと、公式サイトを閲覧した際に知った。

この事前確認は、4月15日のエントリにも書いたように、後期高齢者医療制度の導入に伴うものだった。しかし、「皆様のご協力により確認作業をほぼ終えることができました」とのことで、不便を強いられた3ヶ月が終わることになった。それならそうと、最初から断ってくれれば良かったのに、今一つアナウンスが下手な病院だと思う。
2008-05-10(Sat)

炎症性腸疾患の仕組み解明?!

炎症性腸疾患の仕組み解明 北大グループ マウスで実験 治療薬開発へ

 難病の潰瘍性大腸炎など炎症性腸疾患の原因物質を、北大遺伝子病制御研究所の西村孝司教授らのグループが、動物実験で初めて突き止めた。同疾患は根本的な治療法がなく、患者は全国に約十万人と言われており、西村教授らは実験成果を基に、根治治療薬の開発を急ぐ考えだ。

 腸などの消化管が炎症を起こす炎症性腸疾患は、これまでの研究で体の免疫バランスを制御するリンパ球が引き起こすと考えられている。しかし、詳しい発症の仕組みは分かっていなかった。

 リンパ球はストレスが増したり、さまざまな病気にかかると一時的に減少するが、減少分を取り戻すため再び増殖する性質を持つ。

 西村教授らは、このリンパ球の増殖の仕方が、体の部位で異なることに注目し、マウスを使って実験。マウスの大腸内で、「CD8T細胞」と呼ばれる特定のリンパ球が異常増殖し、炎症を引き起こす「インターロイキン17」という物質を生み出すことを突き止めた。

 さらに、腸内で炎症が起きると、これとは別の「インターロイキン6」が大量に発生。この「インターロイキン6」の働きを抑える物質(抗体)をマウスに投与すると、炎症の元となるCD8T細胞の異常増殖を抑制できることも確認した。

 西村教授と、共同研究した同大医学部大学院の但馬正樹さんは「実験では、抗体を使うことで、大腸炎がかなり改善できることが分かった。人への応用に向けての研究もすでに始めており、炎症性腸疾患の根本的な治療薬として期待できる」と話している。


今日の道新朝刊の記事です。年齢や読み仮名、病気に関する簡単な解説は省きました。

TNF-αやIL-6といった免疫機能に関しては、かなり以前から研究されていたと記憶しますが、未だ決定打となる治療薬の開発には至っていないと感じています。この研究が、IBD患者の根治に役立つことを期待しています。
2008-04-15(Tue)

機械化は何のため?

今日は定期の外来だった。

イントラリピッドの中断もしばらく続く見通しだし、YK9G玉砕の疲労と睡眠不足が蓄積しているので、午後の再来受付開始に合わせて出発。途中、駅の郵便局でIRCを購入し、家電量販店で買い物してから病院へ。ここで今日のトピックが発生した。

今月から、月初めに窓口で健康保険証の確認を受けなければ、再来受付機を通せなくなった。今月だけの特例かと思ったら、これから毎月のことらしい。後期高齢者医療制度が原因なのか、あるいは経営改善に乗り出した商社の方針なのか、一患者の私にはわからない。だがしかし、これでは再来受付機を更新した意味がないのではないか?

病院の建て替え工事に着手したのを契機に、各種オーダリング・システムが導入されて、医師が検査や投薬の指示を気軽に出せなくなった。これだけでも患者にとって不利益なのに、再来受付に厳しい条件を設けたら、機械化した意味がほとんど消滅する。月に一度しか受診しない患者にとっては、機械化以前より手間と待ち時間が増えてしまったのだ。

年明けには電子カルテの導入が予定されている。昨秋の大混乱がまた襲うと思うと、今から気が重い。前の主治医が、「ここは下手な役所より悪い」と嘆いていたことがあるが、ここまでひどいとは思わなかった。いずれ診察前に採血を受けられなくなったり、夜間や休日に診てもらえなくなるだろう。今から覚悟しておいたほうが良さそうだ。
2008-03-25(Tue)

食事の再開

今さら闘病記を書く気はさらさらないが、JA1NUT 鬼澤OMのブログでのコメント返しでご質問(?)をいただいたので、最近のイベントとして記録することでお答えとしたい。

私は、2004年に受けた二度目の回腸切除術以来、3年半もの間何も食べずに過ごしてきた。むろん、一切の栄養を摂らずに生きていける訳がないので、いわゆる「経管栄養法」で必要最小限の栄養を摂取するのだが、寝たきりではないのと、かなり特殊な疾患のため、「経鼻経管成分栄養法」とでも表現すれば良いのだろうか。消化済みであとは吸収するだけの「成分栄養剤」なので、炎症した消化管(特に小腸)を休めながら栄養を摂れるのが特徴であるが、あまり長く続けると胃腸が持つ本来の消化吸収能力を衰えさせてしまう弊害がある。

回腸切除術を受けるまでは、低脂肪低残渣食を一日1,2食は摂っていたのだが、肛門が極度に狭窄して排便が困難になり、下剤を飲まなければ吐き気に襲われる状態だったので、全ての栄養を「成分栄養剤」に切り替えた経緯がある。昨年の夏に、少しはまともな(?)外科医の肛門拡張術を受けなければ、きっとこれからも「経管栄養法」を続けていたことだろう。

内科の主治医の「重湯でも最初は50ccからとか、徐々に始めなければダメ。要するにリハビリですよ、腸のリハビリ!」との言葉通り、「直通(食べて2時間後には水様状のひどい下痢)」にならないように、かなり慎重に事を始めなければならなかった。しかも、過去に発熱した食材は避けなければならないから、下手にジュースも飲めない。

食事を再開して一ヶ月以上が経過したが、献身的な家族の協力もあって、ゆっくりとだが少しずつ食べられるようになってきた。それでも、術後の癒着による滞留での腹部膨満感や排便回数の増加などで、毎日苦労が絶えない。しかも、試す食材を一つずつクリアしていかなければならないから、そのとき食べたいものを選べないつらさもある。さらに、胃がとても小さくなっているから、消化吸収具合を知るにも一度に食せる量が少ないなど、なかなか難しい面がある。

いずれにしても、3年かけて元に戻せれば御の字だと思って気長にやっていくしかないので、忍耐の日々はこれからも続きそうである。無線局の設置場所との乖離が、歩いて5分の距離で済んだだけでも、せめてもの慰めと言うべきか。それにしては…(ブツブツブツ)
2008-03-17(Mon)

医療講演会のアナウンス

3月12日のエントリー「IBDセンター開設は吉報?」に関する続報です。

もう一週間もありませんが、医療講演会が催されるとのニュースが入ってきました。事前の申し込みは不要とのことですし、参加条件なども一切ないようです。近年は新しい情報をなかなか耳にしませんが、IBD患者にとって貴重な情報源となればいいですね。

札幌東徳洲会IBDセンター開設記念特別講座
〜潰瘍性大腸炎・クローン病医療の改革へ〜

日時:2008年3月22日(土)15:00〜
場所:札幌パークホテル 3階エメラルド
(札幌市中央区南10条西3丁目1-1,地下鉄南北線中島公園駅そば)
講師:北海道大学大学院教授 綾部時芳 先生
   旭川医科大学准教授 蘆田友史 先生

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Author:えぞみん
アマチュア無線を始めて32年。療養生活を始めて14年。人生折り返しても、まだまだ修行の毎日です。

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